高知市の皆様へ 2~6歳頃の歯みがきに関して
投稿日: 2016年09月26日 カテゴリ: むし歯, むし歯予防, むし歯治療, 小児歯科
こんにちは!
前回は乳幼児期のお子さんの歯みがきについてお伝えしました。
今日は2~6歳頃のお子さんの歯みがきについて、お伝えします。
乳歯はむし歯になってもいい?
2~3歳ごろになると自我が芽生え、反抗的になるようになります。歯みがきをしないといけないと理解はしていても、歯みがき習慣がなかったり歯みがきに対して嫌な体験があると、素直に歯みがきをしてくれなかったり、仕上げみがきをさせてくれなかったりします。
無理に歯みがきしなくても、乳歯はいずれ永久歯に生え変わるから歯みがきも適当でいいのではないか、と思う方もいらっしゃるかもしれません。ですが、いずれ生え変わるからといって決してむし歯になっていい歯ではないのです。
それに乳歯がむし歯になると永久歯もむし歯になりやすくなります。口内環境をできるだけ清潔にしておくことは非常に大切ですので、永久歯がむし歯になるリスクを軽減するためにも、乳歯の頃からの心がけが大事です。
歯みがきの習慣づけ
この時期になるとお子さんは自分自身で歯ブラシを使って歯みがきができるようになってきますので、お子さん自身の習慣として歯みがきが行えるように、基本的には自分で歯を磨かせるようにしてみましょう。
乳歯が生えそろったり、最初の永久歯が生え始めるなど、お子さんのお口の中にも目まぐるしい変化がある時期ですので、お子さんが行った歯みがきの後には変化の確認をするためにも、必ず仕上げみがきを保護者の方がしてあげてください。
仕上げみがきのポイント
練習のために、はじめはお子さん自身に歯みがきをさせましょう。
お子さんがみがいた後で、保護者の方が仕上げとして磨いてあげましょう。
お子さんが仕上げ歯みがきをしたがらなかったり嫌がったりした時は、お子さんの機嫌がよい時や、お友達と一緒に歯みがきをするなど、歯みがきは楽しいものとして教えてあげるのもよいでしょう。