高知市の皆様へ 妊娠中は特にむし歯予防に心がける様にして下さい。
投稿日: 2016年04月14日 カテゴリ: 妊婦の方へ
一般的に妊娠すると悪阻(つわり)やホルモン分泌のバランスが変わり、食嗜好や食べる回数が増え、食生活の変化が見られ、また間食も多くなり、だらだら食い状態が続く為にむし歯のリスクが高まります。この時期にむし歯になると、生まれて来る赤ちゃんにもむし歯のリスクが増加する事に繋がります。妊婦の方はより一層プラークコントロールに努めて下さい。
ホルモンバランスの変化は妊娠期特有の歯肉炎を発症する場合も有りますので、妊娠に気がついたら迷わず歯の健診を受けて下さい。
乳歯の芽である歯胚(しはい)は妊娠の6~8過頃から作られ、細胞分裂を繰り返し、妊娠4~6か月頃から少しずつ石灰化を行い、生える準備を始まります。歯の丈夫なお子さんに育てる為には、妊娠中の健康管理と栄養のバランスが良い食事を採る事が重要です。
具体的には、歯胚を作るタンパク質及びエナメル質や象牙質をつくるビタミンAとC、歯胚を石灰化するカルシウム、その働きを助けるビタミンDは強い歯にするためにバランスよく栄養素を摂取することが重要です。