高知市の皆様へ インプラントの治療計画と治療の立案
投稿日: 2016年03月31日 カテゴリ: インプラント
下記は日本歯科医学会編によるインプラント治療計画立案に関する注意点です。
1.治療計画立案に際しての注意点
1)プロブレムリスト(患者様の様々な情報)の作成
(1)1口腔単位における患者の咬合機能障害に対する問題点を整理する
(2)全身的要因による患者の既往や生活環境等に対する問題点を整理する
(3)1口腔単位による残存歯に対する治療および要抜去歯,歯科インプラント埋入位置と埋入本数等を明確にする
2) 治療計画において考慮すべき点
(1)患者の要求(主訴)
(2)歯科インプラント治療の可・不可の判定
(3)全身状態(既往歴,基礎疾患とその治療状態等)
(4)局所の状態(歯の喪失原因等)
(5)悪習癖
(6)年齢
(7)職業
(8)患者の歯科治療に対する考え方
上記内容を踏まえて治療計画・治療方針を立案します。
インプラント治療内容や期間及び治療にかかる費用など十分にご理解・ご納得頂けるまで丁寧にご案内致します。
また、治療計画において技工士との連携が重要です。しっかりした噛み合せは技工士との連携がカギとなります。技工士が作る歯の模型を研究用模型と呼んでいます。
歯科医師が立てた計画をインプラント治療に携わるスタッフに研究用模型を使って伝えます。正確な診断を行う為にこの模型診断は威力を発揮します。レントゲン画像では判らない事もしばしば確認できる場合が有ります。