高知市の皆様へ 指し歯による治療
投稿日: 2016年01月28日 カテゴリ: 指し歯
神経を失った歯の修復は指し歯による治療が一般的でしたが最近ではクラウン治療に変わっています。
指し歯は歯の一部(例えば根っこ)だけでも残っている場合それを利用して、その上に人工の歯を作り装着する事である程度機能を回復することが可能です。
この人工的な歯を「指し歯」と呼んでいます。
指し歯を作る工程は、歯髄(歯の神経)を抜き去った後に、歯が残っている場合はそれを削って歯ぐきに埋まっている根っこの部分の中心に穴を開け、人工の歯を差し込みます。
この方法は、残っている歯を削って切除するなど、また差し歯も抜けやすく、歯の根が折れやすいというデメリットがあります。
治療方法は、神経を取り除く処置をした歯に、芯となる金属、あるいはプラスチックの土台(コア)を立てて補強し、さらにその上に人工の歯を被せるという処置が一般的で、その工程は下記の3工程が基本です
①歯の根を確保
②土台の形成
③人工の歯を被せる
差し歯は、歯が残っていなければ装着が出来ません。
仮に歯が残っていても、それが十分でなかったりひびが入っていたり、むし歯がひどかったりすれば、差し歯を装着する事は出来ません。