高知市の皆さんへ むし歯を予防しましょう
投稿日: 2015年10月20日 カテゴリ: むし歯予防
お口の中は、通常弱酸性ですが、糖分を含む食べ物を食べると酸性に変化します。
酸性の度合いが大きくなると、歯のカルシウムやリンが溶け出していきますが、アルカリ性のだ液が、カルシウムやリンを補って元に戻してくれます。
これが「再石灰化」です。
しかしながら、寝ている時は、だ液がほとんど出ないので、お口の中が酸性のままですので、むし歯になりやすくなります。
寝る直前に飲食をすると、寝るまでにだ液による再石灰化が間に合わなくなるので、むし歯になりやすくなります。
また、食事の間隔が短い時もだ液による再石灰化が間に合わなくなります。
規則正しい食事のリズムで、だ液による再石灰化を行い、食後すぐ(3分以内)の
歯みがきで、歯垢(プラーク)を取り除くことが、むし歯の予防になります。
歯みがきをしなかったり、みがき残しがあるなど歯垢(プラーク)がそのまま放置
されるとむし歯の原因菌が繁殖してしまいますので、定期的に歯医者でクリーニングをしてもらいましょう。
定期的に歯医者を受診することで、むし歯の予防になりますし、万が一異変があった時でも、早めに治療できるので安心していただけます。