高知市の皆様へ むし歯の進み具合のお話です
投稿日: 2015年10月17日 カテゴリ: むし歯
むし歯の原因菌のミュータンス菌が歯垢(プラーク)で繁殖して、酸をつくって歯の成分のカルシウムやリンを溶かすとむし歯になります。
むし歯は、進み具合によってC1~C4の4段階に分かれています。
C1
歯の表面のエナメル質に穴があいた状態です。
痛みを感じる事は、ほとんどありません。
この状態で気付けば、痛みが少なく治療できます。
C2
エナメル質の下の象牙質まで進んだ状態です。
甘い物や冷たい物を食べると痛むことがあります。
この状態で気付けば、比較的早く治療が終わります。
C3
歯の神経(歯髄)にまで進んだ状態です。
むし歯の穴も大きく、強い痛みがあります。
型を取って かぶせ物を作るので、治療期間が長くなります。
C4
歯肉の上にある歯のほとんどが壊れて、根っこだけ残った状態です。
歯を抜かなければならないことも多いので、治療期間も長くなります。
むし歯を早く発見し、すぐに治療を行えば、それだけ歯を長持ちさせられますので、
少しでも気になったら、早めに受診しましょう。