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高知市 木口歯科医院
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高知市の皆様へ 6~12歳頃の歯みがきに関して

投稿日: 2016年10月03日 カテゴリ: むし歯, むし歯予防, むし歯治療, 予防歯科, 小児歯科

こんにちは!
前回は2~6歳頃のお子さんの歯みがきについてお伝えしました。
今日は6~12歳頃のお子さんの歯みがきについて、お伝えします。

永久歯とむし歯
個人差はありますが、6歳くらいになると乳歯の一番奥に第一臼歯(6歳臼歯)と呼ばれる歯が生えてきます。この第一臼歯が上下左右それぞれに生え揃ったあと、下の前歯から順番に永久歯に生え変わっていくようになります。
6歳から8歳くらいのころは、どんどん乳歯が永久歯へと生え替わっていき、だいたい12歳くらいに落ち着きます。
その後、第二大臼歯(12歳臼歯)が生えてくることで、永久歯列が完成するのです。

生えたばかりの永久歯はまだ歯の質が未成熟なので、むし歯に対する抵抗力もとても弱いです。また歯の交換時期でもあるので磨き残しが多く、むし歯になりやすい時期です。生えたての永久歯は軟らかく表面が未完成なので、糖分の含まれる食べ物を食べたり飲んだりしたあとそのままにしていると、口の中がむし歯になりやすい状態になってしまいます。

96ed566ed7af6e67b6f16e541691ec8e_sこの時期は一人ひとりの歯の質や唾液、食べ物の好み、細菌の量に加え、歯みがきが上手にできているかどうかが非常に重要になってきます
特に小学校低学年くらいまでは、本人だけではすみずみまで歯を磨けてないことが多いので、保護者の方が仕上げみがきをしてあげることが大切です。この時期は歯みがきの習慣を定着させるよい時期でもありますので、食べたら歯をみがくという習慣を身につけさせるようにしましょう。
永久歯は歯並びの良し悪しを決めて行く上でとても重要な歯ですので、スキンシップも兼ねて保護者の方がみがけているかの確認をしてあげてください。

仕上げみがきと仕上げチェック
8~12歳の間は、1日3回の歯みがき習慣が守られているかを確認するようにして、仕上げ磨きはしてあげましょう。子どもは一人ひとり成長するはやさが違いますから、上記の年齢は一般的な目安として考えてください。お子さんがどの程度まで一人で歯みがきができるようになっているかを、定期的に歯科医院で確認してもらうことも重要です。
長く続けてきた仕上げ磨きですが、ここからは徐々に回数を減らし、きれいにみがけたかどうかを確認する「仕上げチェック」に移行していきましょう。お子さんがみがいた後に仕上げチェックをしてみて、汚れがまだ残っているようでしたら、お子さん自身にみがき直しをさせましょう。
この時期はまだ使いやすい子ども用サイズの歯ブラシを使うようにして、お子さまの好みの色14ff19941680a7b766161151d136f43d_sやデザインの歯ブラシなら、毎日の歯みがきにやる気を起こさせる効果も期待できます。また子ども用の電動歯ブラシも販売されています。どのような製品がお子さまに適しているかについては、歯科医師でアドバイスをもらうとよいでしょう。

最後に、虫歯などのトラブルがなくても、歯科医の定期検診を受けさせましょう。定期的に口の中をチェックしてもらったり、ブラッシング指導を受けたりすれば、子供の歯磨きに対するモチベーションアップにつながるでしょうし、この時期は噛み合わせや歯並びも少しずつ変化する時期ですので、不調があれば早期発見のつながります。

お子さんの成長にあわせて保護者の方も歯みがきへの対応を臨機応変にしていくことがとても重要です。


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