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高知市 木口歯科医院
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高知市の皆様へ 呼吸障害・開口障害について

投稿日: 2016年07月25日 カテゴリ: 顎口腔機能

こんにちは!
今日から顎口腔機能に関するいくつかの障害について、数回に渡ってお伝えします。
今回は呼吸障害・開口障害について、お伝えします。

呼吸障害

呼吸が妨げられている状態を呼吸困難、更に進行して呼吸本来の機能がうまく行えない状態を呼吸不全と呼びます。
呼吸障害(呼吸困難)の原因は様々ですが、口腔外科領域では閉塞性呼吸困難と呼ばれる腫瘍、口底炎(舌の裏面に覆われた下あごの内側部分にできる炎症)、出血、分泌物などによる閉塞が頻度も高く問題となっています。
治療には原因の除去を行うことになりますが、重篤な場合には器官切開や気管内内挿管を行う時もあります。

呼吸障害は生活の改善と共によくなるものもあり、喫煙やお酒を控えたり、運動を適度にする、ストレスを溜めないようにするなどで改善、予防に繋がります。

開口障害

様々な要因で開口が妨げられ、口が開きにくいことを開口障害と言います。
関節や筋肉に関係して起こっているものや、外傷が原因で引き起こされているものがあります。

要因にはshutterstock_123417274
●開口筋の伸張の欠如
●開口筋の機能不全
●顎関節の障害
●下顎運動を妨げる腫瘍や炎症
●神経の異常
などが挙げられます。

またこれらを疾患に分類すると
●関節性(顎関節症、関節リウマチなどの顎関節の障害)
●炎症性(炎症による開口筋の伸張の障害)
●外傷性(関節突起骨折などによって開口筋や顎関節の障害から開口が制限される)
●腫瘍性(下顎がんや上顎がんによって腫瘍が発生した場合)
●筋性(咀嚼筋の筋炎など)
●神経性(てんかん・破傷風・テタニー・ヒステリーからくるけいれんによって生じる)
●瘢痕性開口障害(顎関節強直症や上顎がんの手術後の瘢痕により開口が制限される)
に分けられます。

炎症性か顎関節症に伴う開口障害は歯科での治療も可能ですが、それ以外の疾患からくる開口障害は高次医療機関か他科での治療を受けなければなりません。


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